安くて品揃えの良さを売りにしていたユニクロの、価格相場が高くなってきています。
この影響を受けて、連日の様に満員であったユニクロから、少しずつ客足が遠のいてしまっています。
ユニクロの価格相場が高い!!
安さと品揃えの良さを売りとしていたユニクロでは、1,000円や2,000円でも複数の商品を購入できるようなイメージがありました。
しかし最近では、この倍の金額を出しても洋服が1着しか買えないほどまでに、割高な料金設定の洋服が増え始め、『ユニクロなのにこの料金であれば、他の店舗で購入したい!!』と考える人達が後を経たないようです。
確かに今まで安さを売りにして人気が高かった店舗が、少しずつであったとしても全体的に価格を上げてしまうことにより、その店舗の魅力は失われてしまうわけですから、客足が遠のいてしまっても仕方のないことです。
しかも商品がそこまで良質であるのか?と言えば、良質であることには間違いないのですが、価格の割には質が良い程度であるとの印象が強いので、『高いお金を出してまでは必要ない・・・。』と、つい考えてしまいます。
百貨店に続々と店舗を展開
今やユニクロはブランド化されてもおかしくない程、世界中に知名度が高まり、百貨店にも店舗を続々と展開するまでになりました。
この様な背景により、安さが自慢のユニクロと言うよりも、質の良さを売りにしたブランド化されてしまっているのですね。
特に最近の製品で言えば、『ヒートテック』などをはじめとする、質の良さを謳った商品が多い様な印象を受けます。
またユニクロの姉妹店であるGUも有名になってきたことにより、『安価な商品はGUで』、『少し高価な商品はユニクロ』でと言うようなイメージが出来上がってしまっていますね。
ユニクロの今後
GUの知名度が高まり、ユニクロ同様に質の良さを謳った商品が販売されるようになってくると、今後はGUの製品が旧ユニクロレベルまで、価格が高騰していくことになるでしょう。
ともなれば、ユニクロの方がGUよりはハイブランドなわけですから、どんどんユニクロの価格相場が高まってしまいますよね・・・。
もともと格安を売りにしている店舗なので、そこまで急激に価格相場が高騰することは無いにしても、これからもある一定まではジワジワと価格を釣り上げていきそうです。
もし今以上に価格が高くなる傾向にあるのであれば、季節毎のセールを行なわないユニクロは、定期的にセールを実施するなどして格安販売を目指している、大手スーパーの陰にくすんでしまう可能性が高まります。
せっかくの知名度もこうなってしまうと無駄に終わるので、大変残念な結果になるであろうと予想されます。