Vintageに取りつかれる日本独特の文化。日本にはいったいどれだけの古着があるのでしょうか。ひとくくりには出来ない細分化されたvintage文化についてまとめてみました。
vintagewearの何がそこまで魅力があるのだろうか?
Vintageと言えども種類はたくさんあります。
各デザイナーが重要視するのは、
国、年代、場所、生活、趣味、そしてそれらの歴史です。
各々で好きな物はさまざまです。
アメリカが好きな人や、ヨーロッパが好きな人、作業着が好きな人やミリタリーが好きな人などジャンルは細かく分かれます。
共通して言える事は、そのvintageのどこが好きなのかです。
当時着ていた有名人や、その時代背景、どんな目的で作られた物なのかと言う事、それが一番重要になってきます。
アメリカのvintageの歴史
アメリカは他の国ほど歴史が長くありません。
そんなアメリカの文化は、もともとヨーロッパから入ってきている物が多いです。
アメリカオリジナルで分かり易いモノと言えば、デニムやカウボーイ、インディアンなどでしょうか。
そんな中、急激に経済成長したアメリカには、工業的な物、商業的な物、芸術邸な物が、年代ごとに色濃く特徴を表しています。
アパレルも、車も、家具も、キャラクターもすべてその年代らしさが出ています。
好きな年代が出来ると、その年代の物を集めてしまいます。
そんな形から、vintageが未だに日本では残っているのではないでしょうか。
最近では、アメリカにあるvintage物より、日本にあるアメリカvintage物の方の物量が多いと言われている程です。
vintagewear を参考にする日本のデザイナー達
古着ブームは去ってしまい、最近の若い人たちには古着の価値観が大きく変わって来てる様に思えます。
古着と言えば、街で安く売っている物もたくさんあります。人が着た中古品と言う考え方もできすね。
そんな古着を未だに参考に服作りしているデザイナーはとても多いです。
温故知新と言う言葉があるように、その物がどんな時代のどのような状況で出来上がり、
どんな人たちによって年々進化して行ったのか、
そしてそれを現代の生活に置き換え、新しい物を生み出す。
そんなデザイナー達の服には古くからある歴史を感じつつ、新しい感覚で私達も普通に着ていたりしています。
服を作るのに正解なんてありませんが、古着と言うジャンルを少しでも理解して服を買いに出かける事も、また一つの楽しみになって良いのではないでしょうか。