ブラックフォーマルは、準礼服と呼ばれています。
これは、お葬式の時に着用するものです。
しかし、冠婚葬祭で一貫して使用されることもあり、入学式や卒業式でも着用されることもあります。
今回は、『入学式に喪服はNG?ブラックフォーマルの活用方法とは?』についてご紹介していきます。
ブラックフォーマル購入している?
ブラックフォーマルは、20歳を超えると1着は用意しておきたいものです。
いつ何が起こるかわかりませんし、20歳を超えると冠婚葬祭に学校の制服を着用するということもできません。
まだ就職したての頃は、リクルートスーツを着用する人もいるようですが、通夜ではなく告別式の時には礼服や準礼服を着用することが基本です。
最近では通販などで、1万円前後から販売されていますし、小物類がセットになったものもあります。
通販サイトを利用することで、ニーズにあったものを見つけやすく、忙しい人でも比較的手間をかけずに購入することができるため、通販を利用して購入することも人気を得ているようです。
ブラックフォーマルは喪服なの?
ブラックフォーマルは、喪服として着用されています。
しかし、喪服は礼服と呼ばれていることに対して、ブラックフォーマルは準礼服と呼ばれています。
礼服と準礼服という呼び方からもわかるように、ブラックフォーマルは正式な喪服ではありません。
準礼服であるブラックフォーマルは、幅広いシーンで活用してくれます。
最近では、レースやリボンのような装飾がついたものも販売されていて、流行の形状のようなものもあるようです。
家族の葬儀の時にはブラックフォーマルは好まれませんが、友人や会社関係の葬儀の時には、この洋服が活用されているようです。
ちなみに形や質感などを見るだけでも、礼服か準礼服かは見分けることができるケースもあります。
今金欠だし、幅広いシーンで活用をしたいと考えるのであればブラックフォーマルを購入して、本格的な喪服である礼服はレンタルをしても良いと言えるでしょう。
入学式の時に活用できないの?
ブラックフォーマルは、卒業式の時に着用されることもあります。
卒業式は卒業証書授与式という名前からも、厳粛な場であると考えられていて、あまり華やかな洋服を着用することは好まれません。
この日は、お世話になった方々にお礼を行なう日でもあり、この当たりが入学式と大きく異なる部分でもあります。
その為、職員である先生方も、コサージュすらつけていないといったケースは多々あります。
対して入学式は、子供の成長を祝うと同時に、これから訪れる日々が良いものであることを願う日でもあります。
この日は華やかな装いをして、明るい雰囲気で迎えられることが多いです。
また、春真っ盛りの時期に行なわれることからも、あまり暗い印象の洋服を着用することは好まれません。
その為、ブラックフォーマルは活用しないといった人の方が多いかもしれません。
もしブラックフォーマルを活用する場合でも、ジャケットや靴は少し華やかなものを使用し、更にコサージュをつけて装飾を行なうといったケースもあります。
ジャケットの中に着用をするワンピースに限っては、ブラックフォーマルのものを使用しても問題はありませんが、上下ともにまっ黒というのは避ける方が良いかもしれません。
前年度の入学式の様子をネットで検索して、それから洋服を決められるようにすると良いです。
地域によって差がある?
入学式や卒業式の洋服というのは、地域によっても大きく異なるようです。
ブラックフォーマルを活用することもあれば、普段の装いとまではいかないものの、少しおしゃれをする程度で出かけるというようなスタンスの学校もあります。
その為、入学式や卒業式にブラックフォーマルを役立てた装いをすると、どうして喪服を着用しているのかと疑問を持たれることもあるようです。
この辺りは、人の考え方にも大きく左右される部分になるので、とっても難しいところなのです。
ちなみに通販サイトを見ていると、冠婚葬祭で役立つセットとして、ワンピースの他に、華やかなジャケットと準礼服用のジャケットが二点揃って販売されていることもあります。
このようなものを購入しておくと、入学式や卒業式の時も網羅できるようになるので、大変お得かつ便利であると言えるでしょう。
あなたの地域が学校行事でスーツを着用するといった地域なのであれば、通販を活用してセットで販売されているブラックフォーマルを購入されると良いですし、もし地域的にも不要であると判断するのであれば、その時々で購入を検討されると良いです。
ブラックフォーマルを購入しておけば幅広いシーンで活用することができるものの、入学式の時には、それ単体での着用は難しくなりますし、地域的にNGを出されてしまうケースもあるかもしれないというのが今回のコラム内容になります。
これから学校行事を控えている皆さんは、是非参考にしてくださいね。