デニムアイテムは市場には溢れかえっています。
アパレルをはじめ、服飾雑貨から家具、古着アイテムやキッチン雑貨まで。
そこまで人々を魅了するこの素材をひも解いてみようと思います。
DENIMアイテムの多様化
生まれたのはフランスと言われ、浸透したのはアメリカ。
ゴールドラッシュに沸く西海岸の炭鉱の人々が好んで履いたのが初めではないでしょうか。
それを生み出したのが皆さんも知っているリーバイスです。
昔から自由の象徴として持てはやされた素材は、今ではさまざまな形、場所で見受けられるようになりました。
同時に性別や年齢を問わないアイテム、素材は他に類の見ない進化をたどって来ているのではないでしょうか。
愛される理由
なぜこんなにも商品があふれる時代にも関わらず、決して絶える事ないDENIMは、
生き抜いて行けているのでしょうか。
一つ考えれる事は、表情変化だと思います。
履き込んで自分色になるデニムを愛する人や、購入時からエイジング加工された商品は、
他のアイテムとの相性も良く、提案しやすく購入しやすいと考えます。
同時に、安価につくる事が出来る事や、量産性も高く、素材も安価で、加工しやすいと言う、作り手と買い手、両方にメリットがあるアイテムだからではないでしょうか。
昔から作る内容は生地でも縫製でも変わっていません。
この様な内容から裏付けできますね。
再流行の流れ
10年弱程前になりますが、アメリカやヨーロッパブランドのプレミアムジーンズブームが到来してから、デニム業界は少し下火になっている様に感じます。
しかし、歴史は繰り返されると言うように、今季の国内ブランド、来季の海外ブランドに多用されています。
去年くらいからの流れのエスニックや、ヒッピー文化での使用、国内ブランドが改めて再構築したリジッドデニムや、USED加工デニムをはじめ、メンズレディース問わずアイテムやコレクションを見かける様になりました。
ここから再度ブームと言う流れはまだ行かないと思いますが、
近年では盛り上がってきていると思います。
来季以降の、各ブランドの動向や流れを把握して、
今買うべき物や、これから買っていくものを改めて考えてみてはいかがでしょうか。
決して廃れる事のない、古着の中でもファンが多いデニムのアイテムは、この先何十年も人々に愛され続けていくのでしょう。