すぐに伸びて気になる前髪は、わざわざ美容院に行くのは面倒だけどそのままだとジャマなもの。
思い切って自分で切る人も少なくないのではないでしょうか。
でも、素人が切るといかにもな切り方になったり、長さがバラバラなんて失敗も起こりえます。
そんなことのないよう、ポイントをしっかり押さえることが大切です。
パーツごとにしっかり分ける
まず前髪は、十分に乾いた状態で行います。
濡れていたりスタイリング剤が付いている場合は、長さが変わってしまったり切りにくくなることもあるので、素の乾いた状態がベストです。
次に、切る部分と切らない部分をきちんと分けます。
境目をしっかり作ることで量の失敗を防いだり、全体のバランスを見極めることができます。
前髪の中央部分だけを残し、両サイドはクリップなどでしっかり固定します。
そこから更に中央、両目頭の間の前髪だけ残し、別のクリップでとめます。
切り始める前のこの一手間がとても重要です。
はさみを入れるのは上斜めの方向に
はさみを横にして切るのは、素人には難しいものです。
一気に切り過ぎてしまったり軽さが出にくいためです。
また、美容師さんのように縦に切るのも、技術が必要になるため素人さんにはおすすめできません。
簡単で失敗が少ないのが、はさみを上斜めに向けて切る方法です。
こうすることで、切り過ぎを防ぎつつ適度に段を入れることもでき、自然な仕上がりにすることができます。
はさみを持っていない方の手で、髪を1cm程度浮かせて固定します。
実際に切りたい長さよりも5mm程度下にはさみを入れ、少しずつ行うのがポイントです。
残りの前髪も同様に揃える
2回目にとめたクリップをはずし、中央部分の残りの前髪も同様に切っていきます。
この時、既に切った部分と合わせ、手で少し浮かせながら行うとやりやすくなります。
長さを合わせながら少しずつ切っていくのがコツです。
両サイドの初めにクリップでとめた髪は、そのまま残しても構いません。
後ろの髪につながる自然な流れで、違和感なくオシャレにまとまり、嬉しい小顔効果も期待できます。
切った部分に揃えれば、よりスッキリとした印象にまとまります。
しっかりパーツ分けをし、斜めに少しずつ切っていくことで、素人でも無理なく簡単に切り揃えることができます。
コツさえつかめば、失敗なく自分でできるようになるので、美容院に行く暇がない時にも慌てず、いつでも自信が持てるヘアスタイルを維持できます。