引用元: http://www.fashion-press.net/collections/
今回の各ブランドのコレクションの中で、いくつものブランドで見られたスタイルが英国のトラディショナルスタイルとアニマル柄のミックススタイルでした。
ハウンドスーツやスコットランドを思わせるチェック柄に、クロコダイルやレオパードのアニマル柄を組み合わせるなど、新鮮なスタイリングが目を引きました。
ミュウミュウ
イギリス風のチェックやハウンドツースのツイードと、クロコダイルやパイソンなどのエキゾチックなレザーをコーディネートし、色はミントグリーンのレオパードコートやビビッドイエローや赤のツイード、オレンジ、ペールブルー、ピンクなどの爽やかな配色で、トラディショナルとワイルドなイメージを両立させていました。
全体的にビタミンカラーな色使いと、フレアを使ったアイテムが多く、ブランドの象徴であるガーリーは健在でした。
モンクレール・ガムルージュ
ブリティッシュスタイルをベースとし、乗馬キャップにペプラムが入ったコートやミニドレスを組み合わせたスタイルが登場しました。
素材ではバリエーション豊かなチェックやメルトンなどの重厚感のある素材を組み合わせた素材と柄のミックススタイルが多く見られました。従来のイメージであるタウンウェアが少なくなり、イギリスの田舎の貴族の様なトラディショナルなイメージのアイテムが展開されたのは興味深いところです。
フィナーレはバッキンガム宮殿の衛兵のコートの様な真っ赤なコートとファーの帽子が登場しました。
ポール&ジョー
寄宿舎で生活する女学生を思わせる、やんちゃで生き生きとしたイメージのスーツが目立っていました。スーツではあるのですが、寄宿舎のユニフォームらしいリボンやフリルの付いたガーリーなブラウスにチェックのパンツスーツのデザインが英国のトラディショナルなムードを連想させます。
そういったクラシカルなイメージの中にゴツめのレースアップブーツをコーディネートするなど、軽快さを表現していました。
トラディショナルな雰囲気にピッタリのニットベストやベレー帽などトレンドとなるアイテムも取り入れていました。