最新ファッションアイテムにはないデザインや、1点物もの、ヴィンテージなど、個性的なファッションを演出できるアイテムと言えば古着です。
しかし、意外とコーディネートを作るのが難しいのも古着アイテムの特徴。
うっかりダサいコーディネートになってしまわないようにするためのアイテムの選び方や、コーディネートのポイントをいくつかご紹介します。
サイズ選びに気をつけよう
気に入ったデザインや色・柄のアイテムがあっても、サイズ展開で選べないのが古着です。ファッションには年代によって流行の形というものもあり、同じサイズ表記でも作られた年代が違えば、袖や裾の長さなどがまったく違います。
袖や裾、丈が長すぎる・短すぎる、トップスやパンツの幅が太すぎる・細すぎるといった点に注意しながら、トップスもボトムスも可能な限り試着してから購入するようにすることをおすすめします。
派手なアイテムはワンポイント使いに
他にはなかなかない派手な色使いやデザインも、古着アイテムも魅力。
ただ、そんなデザインを重ねて使ったり全身でコーディネートしたりしてしまうと、くどく見えたりコーディネート全体が散らかって見えたりしてしまいます。
せっかくのお気に入りアイテムを取り入れるなら、シンプルな新品アイテムや定番アイテムに1つか2つを取り入れる程度にすると、全体的なコーディネートにもまとまりが出てきます。
たとえば、ネオンカラーなど派手な色のものにはモノトーンや淡い色合いを、派手な柄や総柄デザインのものには無地やシンプルで目立ちにくい柄を、といった組み合わせがおすすめです。
特にファッション初心者さんは、新品コーディネートに1点だけ加えるコーディネートから始めてみるとよいでしょう。
注意点はサイズ・デザインだけじゃない!
古着を購入するときに気をつけたいのは、ダメージ具合です。
裾や袖口など縫い目のほつれ、汚れなど、家庭である程度補修・洗濯できるものもありますが、虫食いの穴や毛糸の編み目がほつれているなど、補修が難しいダメージが見られる場合もあります。
そして、目に見えるダメージの他にも気をつけたいのが、におい。
お店で見ているときやクローゼットにしまってあるときには気がつかなくても、着用しているときの汗や体温で、布地に隠れていたにおいが出てきてしまうこともあるのです。
デニムなどダメージがアクセントとなっているアイテムもありますが、綿やニットなどダメージが目立ちやすい素材の古着を選ぶときには注意したいですね。