ファッション雑誌をめくっていると、必ず出てくるワードが「モード」です。
ファッションの専門用語としては、とても基本的なワードですが、具体的にどのようなファッションのことを示すワードなのか、掴めきれない方もいるのではないでしょうか。
「モード」って何?
モードとは、わかりやすく表現すれば「最先端」です。
流行の一歩先を行く新しいものです。
流行しているものや最新の創作表現、創造されたものを指します。
ファッションにおいての創造的な表現は、細かく分類するとデザイン、シルエット、カラー、素材、色、ディテール、髪型など多岐にわたります。それらを総合して、ファッションイメージやブランドコンセプトといった、市場に向けた商品としてのクオリティの高いファッションの提案なのです。
「モード」の意味とは
モードとは、フランス語で「流行」を意味します。
その年の流行を取り入れたスタイルで、グレードの高いもの、ハイファッションとも捉えることも出来ます。
最近ではモノトーンやシンプルなシルエットで、最新のトレンドを取り入れつつ、創造的にまとめあげているスタイルだと一般的に捉えられています。しかし、時代の変化によって捉え方も変化していくので、人によってワードの使い方が異なるのも事実です。
世界中のファッショニスタが、なぜ「モード」を意識するかといえば、「最先端」そして「コレクション」の要因が大きいでしょう。ファッションブランドが毎シーズンごとに発表する「コレクション」の影響が大きいのです。
パリコレやミラノコレクションといった、世界的に有名なコレクションにおいて提案されるトレンドが影響されるので、移り変わりも激しいです。2ヶ月も経過すれば流行遅れになってしまうのも魅力の一つでしょう。
ファッショニスタの鉄則
とにかく洋服が好き、誰よりも最先端を取り入れたいという人がモード系を追い求めます。そのため常に最新の情報をチェックする必要があります。
有名なコレクションで、各ブランドが提案するスタイルのなかに、どんな素材や色、ディテールデザインやシルエットの割合が高いのか全体の傾向を調べる必要があります。
モード系として気軽に取り入れたければ、モノトーンなどの無機質な色で良質な素材のハイブランドの服を着こなすことを提案する人がほとんどだと思います。
そこで大事なのが総合的に髪型、アクセサリー、足先まで細部に至るまで気を抜かずにコーディネートすることが、ファッショニスタの鉄則です。
自分にあったコーディネートを模索していくなかで、個性が発揮された時、世界のファッショニスタから一目置かれる存在になれるかもしれません。