衣食住は、生きていく上で欠かせない存在です。
衣類を清潔に保つためには、定期的な洗濯は欠かせません!
しかし、洗濯だって頻繁に行なうともなれば、そこにかかる費用はばかにはなりませんよね。
そこで今回のコラムでは、前回のコラムに引き続き、『洗濯にかかる費用を、ほんの少しでも節約することができればな』なんて考える人におすすめの、簡単にできる節約術についてご紹介していきます。
購入する洗剤は1~2種類に留める
洗剤における費用は、洗濯を行なう上で、最も出費がかさむ部分になります。
『洗濯×節約』を考えるのであれば、まずは洗剤の維持費についても考えていかなければいけません。
その時々の気分で購入する商品を選んでしまうと、洗剤の維持費を節約することは難しくなるので、できることなら使用する洗剤は1~2種類程度ピックアップして、その商品を買い続けることがおすすめです。
一般的に洗剤を選ぶ上で重要視されるのは
・価格
・洗浄力
・除菌力
・ブランド
・香り
上記であると言えるでしょう。
しかし、節約を行なう上で重要視したいのは
・価格
・洗浄力
・除菌力
上記3つです。
この中でも、最も重要視したいのは、価格であると言えるでしょう。
ちなみに、ある程度購入する商品を絞りこんでおくと、洗剤を購入する上で要となる価格に変動が生じた場合でも、敏感にキャッチしやすくなります。
『今日は割高で販売されているから、また別の商品を購入しよう。』なんてことが、行ないやすくなるわけです。
複数の商品の市場価格を把握することは難しくても、1~2種類の市場価格を把握することは安易にできるので、今まで使用していた洗剤の中でお気に入りのものがあれば、これからはその洗剤を定期的に購入されてみてはいかがでしょうか?
洗浄力や除菌力に優れている洗剤を選ぶ
洗浄力や除菌力に優れた洗剤は、少し割高に販売されていることもあります。
また、衣類がごわついてしまうなど、デメリットを感じることも多々あります。
しかし、洗浄力の弱い洗剤を使用してしまうと、洗い直しを行なう機会も増えます。
とくに、衣類の汚れを感じやすい人の場合で、下洗いを実施しないような人の場合は、汚れが取れないことにストレスを感じることも・・・。
また、除菌力の弱い洗剤を使用してしまうと、生乾きの臭いを発生させやすくなり、これまた洗い直しを行なわなければいけないようになってしまいます。
※部屋干しを行なうことが少なく、洗濯物も乾きやすい環境下にあり、更に体臭なども気にならない人の場合であれば、除菌力には過度にこだわりをもたずとも良いかもしれません。
あまりにも価格を重視するがあまりに、洗浄力や除菌力について考慮することなく商品を選んでしまっては、結局洗い直しが発生して余分な費用が必要となるということです。
衣類に負担をかけずに洗い上げるためにも、洗濯における費用の節約を行なうためにも、なるべく洗濯は一回で済ませてしまうに越したことはありません。
そこで、最初のうちは人気の高い洗剤をいくつか使い比べてみて、洗浄力と除菌力に適度な期待がもてる洗剤を探し、お気に入りのものが見つかってから、その商品を愛用されることがおすすめです。
柔軟剤の使い過ぎを軽減する
柔軟剤は、香り豊かなものが多く、必要以上に使用されるケースも多々あります。
衣類の柔らかさよりも、香りに重点を置いている人の場合はとくに、適量よりも少し多めに使用しているのではないでしょうか?
そもそも柔軟剤は、すすぎの時に入れるものであり、適量以上に使用してしまうことで上手くすすぐことができずに、衣類に必要以上に洗剤を残してしまいます。
これが原因で、肌トラブルが絶えない人もいると噂されるほど。
衣類に残ったままの洗剤は、汗をかいた時などに、体に流れ出すことになるのです。
洗濯は、毎回水の量が異なりますよね。
この水の量に合わせて、柔軟剤の使用量も毎回調整してあげなければいけません。
また、香りにこだわりすぎるがあまりに、高額なものを購入してしまうこともNGです。
節約を考えるのであれば、柔軟剤の使用については、必要最低限に留めることがおすすめです。
柔軟剤の使用は、冬場の毛羽立ちや静電気を発生させやすい衣類洗濯時以外には控えることでも、その維持費を節約することができます。
毎回の洗濯時に必ず使用しなければいけないというものではないという考えのもとで、過度な使用は避けるようにしましょう。
ちなみに、部屋干しなどにより衣類の臭いが気になるようになると、柔軟剤の使用を試みる人もいるようですが、衣類の臭いは雑菌の繁殖により起こるものです。
ここに柔軟剤の香りをプラスしたとしても、嫌な臭いをごまかしているだけにすぎず、またすぐに臭いを発生させるようになります。
部屋干しによる臭いが気になるのであれば、除菌力に優れたと謳われている洗剤を使用するなどして、根本的な臭いの原因を軽減されることがおすすめです。