Deicy公式サイトより引用
Deicyの春夏コレクション展示会に行ってきました。
トレンドに囚わず、独自のレトロでニッチな世界観を崩さずにいるDeicy。
にも関わらず、これだけの人気があるDeicyですが、今回の展示会もさすがの一言でした。
ビンテージでもあり新鮮でもある色使い毎回すごいと思うのが、Deicyの絶妙な色使い。
今回も海外コレクションの最新のトレンド色を取り入れつつ、独自のカラーに落とし込んでいました。
Deicy公式サイトより
全体的にアッシュ、または濃いめのカラーが多く、春夏コレクションですが、どこか70’sアメリカンカルチャーを連想させる様な気だるさがカッコ良かったです。
例えば、ダークグリーンと黒とペールピンクを組み合わせプリントだったり、ベース色がアッシュピンクで、小さめの小花柄が乗っていたり、Deicyならではの絶妙な色使いが、今回も見られました。
トレンドのセットアップ息の長いトレンドとして続いているセットアップがたくさん見られました。
オーガンジーの生地にヤシの実の刺繍が施された、透け透け生地の短めのトップと、同じ生地で流行りのひざ下丈のスカートのセットアップ。
またはおへそ部分や背中が大胆に開いた、60’風のシルエットのオールインワンなど、他にもトップとボトムがセットになっているアイテムが多かったです。今年の夏はセットアップを一着はワードローブに入れておきたいです。
刺繍やジャカード素材また、プリントだけでなく、刺繍やジャカードで柄を表現した素材を使ったアイテムも目立ちました。
上記で挙げた、ヤシの実も刺繍でしたし、下の色と同色の花柄をジャカードで立体的に表現した素材を使ったセットアップアイテムもありました。最近は、プリントよりも、この様な少し凝った素材を使ったアイテムが店頭にも多いです。
個性的なプリント長くトレンドとしてあった大柄に変わり、今回は小つきの柄が目立ちました。
ヴィンテージファブリックを連想させる小さなバラがドットのドビー生地の上にプリントされていたり、ペンギンが規則正しく並んでいる小つき柄がありました。また長くトレンドから外されていた水玉も見られました。
流行りのシルエットどのブランドの展示会でも思うのですが、今年はトップスを短くして、その分ウエストラインを上げて足長効果を狙うシルエットか、丈の長いトップスに、ボトムも丈の長いもの合わせて、下に重心を置くリラックス感のあるシルエットがトレンドの様です。
Deicyの展示会でも、その様な着方が出来るアイテムが多く並んでいました。
このバランス感を取り入れれば、今年らしい着こなしになりそうです。