女性にとって冷え性はつらいものです。
冷え性の改善には規則正しい生活と適度な運動、バランスの良い食事が大切とされていますが、それほど不摂生をしているわけでもないのに手足が冷えるという人も多いようです。
冷え性の原因は?
原因はストレスなどの影響もあるので気負わずにできるストレッチなど、思い出した時に取り入れるなどするだけでも気分転換になり血行もよくなります。
珈琲などのカフェインの摂りすぎも身体を冷やしてしまうので気分転換に味わう程度の適量が一番です。
食べ物で体を温める
身体を温める食べ物としては生姜が有名です。
毎日食べるのが難しければジンジャーシロップとして販売されているものもあります。
手軽に取り入れるなら生姜紅茶が簡単です。
紅茶にすりおろした生姜の汁をティースプーン二杯程度、同量の蜂蜜を加えて飲むと身体が温まります。
蜂蜜は喉にもいいので冬にはもってこいの飲み物です。
蜂蜜でなければ黒砂糖でも大丈夫です。
足湯も直接的に効果が現れるのでぬるま湯にゆっくり、ひざくらいまでが理想的ですが、くるぶしくらいまでつけると足先から血行促進して身体が温まります。
アロマオイルや塩などを入れたり、入浴剤を少し入れたりすると一層効果的です。
この時お湯が熱すぎると、そのあと急に足が冷えてしまうためお風呂のお湯よりややぬるいくらいが良いです。
終わったら足の指の間までタオルでよく拭き取りましょう。
水分が残っていると逆に足を冷やしてしまいます。
マッサージで解消
またマッサージやツボ押しなども効果的で、冷え性に良いとされるツボは三陰交と言われる脚の内側のくるぶしから指3本分上にあるところが冷え性のツボと言われています。
お風呂の中や寝る前などにこのツボを親指で抑えて刺激すると冷え性の症状はだんだん改善されていきます。
くるぶしにそって下側をマッサージするのも生理不順や婦人科系に良いと言われています。
くるぶしは足の表側あたりを刺激すると下半身リンパの流れがよくなるので、冷え性の方に多い脚のむくみなどには効果的です。
また足の指の裏側を親指から順に指先から下に向かって押し滑らせていくと、自律神経にも良い効果をもたらすので新陳代謝もよくなり、身心の状態にも良い影響があります。
親指の裏側は大脳のツボなので、冷え性で頭痛持ちの方にはここを刺激すると更に効果的です。
また親指の付け根は頚椎のツボなので手の人差し指をここに巻きつけるようにして刺激すると肩こりや不快な首のコリにも効果的です。