特に女性にとって非常に関心の強いテーマである「太る原因」の一つに、普段の「姿勢」が影響しているという可能性があります。
食事制限をしたりエクササイズをしたりと様々な努力をしていても痩せないという人は、一度自分の姿勢をチェックしてみると良いでしょう。
なぜ姿勢が悪くなると太る?
ではなぜ、姿勢が悪くなると太る原因になるのかというと、それは「代謝が悪くなる」ことが大きな理由です。
代謝によって脂肪が燃焼されることが促進され、それによって太る原因を解消する訳ですから、代謝が悪くなってしまっては食事制限やエクササイズなどの効果が無くなってしまいます。
痩せるために大切なことは「代謝を上げる事」ですので、その為にも阻害する要因は極力排除していかなければなりません。
例えば、女性多い「横座り」は、見た目には女性らしくて良いかもしれませんが「骨盤」が本来あるべき形とは違った方向に強制されてしまうことによって代謝が阻害される原因となります。
女性の悩みの一つである「下半身太り」の大きな原因となっているのが、この「骨盤のゆがみ」です。
下半身太りの原因は骨盤のゆがみ!
骨盤がゆがむと下半身の血液の循環が悪くなってしまい代謝が落ちます。
代謝が落ちれば消費されるエネルギーも少なくなってしまうため、結果的に太りやすい状態に陥ることで下半身太りが引き起こされます。
もちろん、下半身太りの原因はこれだけではありませんが、骨盤を適正な位置に強制するだけで下半身が痩せることは少なくありません。
同様に、「足を組む姿勢」も下半身の血流を悪くしたり骨盤のゆがみを引き起こす可能性が高い為、出来ればそういった姿勢を極力避けた方が良いでしょう。
代謝を悪化させてしまう猫背の姿勢
また、「猫背」も代謝を悪化させる理由として大きなものの一つです。
猫背になることで体の前面の筋肉が使われづらい状況になってしまうため、大胸筋や腹筋が衰えやすくなります。
筋肉は、最も大きなエネルギーを消費する存在ですので、筋肉が減ってしまえば当然代謝は低くなってしまいます。
代謝が下がれば摂取したエネルギーが体に貯えられやすくなってしまうため、特に腹部に脂肪がつきやすい状態になってしまいます。
最近ではパソコンやスマートフォンに触れる時間が非常に多くなってきている為、どうしても首を前に倒した状態になりやすく猫背を引き起こす大きな理由となっています。
これだけが理由ではないにせよ、意識して気に背筋を伸ばした姿勢を意識することで太ることを抑制することが出来ます。