スーパーフードという言葉自体がよく分かっておらず、いまさら人に聞くのも恥ずかしいという方もいらっしゃることでしょう。
そもそもスーパーフードという言葉は、1980年代にアメリカとカナダの食事療法を研究していた専門家の間で、有効成分を突出して多く含む食品に対して使われはじめました。
スーパーフードってなに?
自然生まれで低カロリーの食品を基本として、人間が自分自身の体内で作ることができない栄養素である必須栄養素を程よく含んでいることが必要条件とされています。
一般的に、抗酸化力のある食品の総称と言えます。
食品とメディカルハーブの両方の要素を兼ね備えていることも条件に含まれます。
スーパーフードと言われる食品として、チアシードをはじめチョコレートに使用されるカカオ、食品としてだけでなく美容にも使用されるココナッツオイル、たんぱく質が約60%含まれていると言われる植物であるクロレラ、亜麻仁油や麻の実油等があります。
他に、アサイー、カムカム、ゴジベリー(クコの実)、マキベリー、ブロッコリースーパースプラウト等もスーパーフードとして健康や美容を考える人たちに大人気です。
チアシードとは?
チアシードは、ホワイトとブラックがあります。
ホワイトチアシードはブラックの白い種子だけを選別して品種改良した中南米で栽培されている果実の種で、様々な栄養素を豊富に含んでいます。
栄養成分として、たんぱく質、脂質、糖質、食物繊維、カルシウム、鉄がバランスよく含まれています。
カルシウムが突出して多く、カルシウムが不足がちな日本人にはありがたい食品と言えます。
ナトリウムとコレステロールは含まれていません。
例えば一例ですが、100グラムあたり約480キロカロリー、大さじ1程度で約57キロカロリーあります。
またその他の栄養成分として、今話題のオメガ3が19.8g、オメガ6が6.2g、オメガ9が2.2g含まれています。
チアシードの食べ方
チアシードの食べ方として、チアシードに対して5倍くらいの量の水を加え、冷蔵庫で1時間以上置き、ジェル状態にします。
お好みのスムージーやジュース、ヨーグルトなどに混ぜて食べます。
サラダに振りかけて食感を楽しみながら食べても美味しいです。
その他に、パンケーキやマフィンづくりやジャム等にも混ぜ混むこともできます。
ただチアシード自体は、カロリーが高いので、いくら栄養価が高いといっても食べ過ぎには注意が必要です。
他に注意点として、栄養成分を効果的に摂取するためにホットな飲み物や食べ物として食べるより、冷たいまま摂取する方が良いです。
また乾燥したまま食べると、胃の中に入って胃の水分を奪うことになり、体の不調等がおこる場合があるので注意が必要です。