スキンケアコスメの選び方で最も重要なのは、肌質に合っているかどうかということです。自分の肌との相性が合わないコスメを使い続けると、いつまでも肌トラブルが続くこともあります。
自分の肌質をわかっているつもりでも、年月が経てば変化することもあります。
思い込みでスキンケアコスメを選んでしまっているケースもあるため、もう一度見直してみてはいかがでしょうか。
肌質の種類
肌質は、大きく分けると普通肌・混合肌・乾燥肌・脂性肌・敏感肌となります。その他に、乾燥性敏感肌やインナードライ肌と呼ばれる肌質もあります。
肌質は生まれ持った面ももちろんありますが、多くの場合、大人になってスキンケアを始めてから、または加齢により変化します。ずっと使っていたコスメが合わなくなったと感じたら、ひょっとすると肌質が変化してしまったからかもしれません。
肌質に合わないスキンケアコスメを使う怖さ
もし、肌質に合わないスキンケアコスメを使い続けた場合、肌がストレスを感じたり、ケアが過保護になりすぎて、肌本来の力が弱くなってしまう可能性があります。というのも、例えば水分量が十分な肌に、乾燥肌用の保湿重視のものを使った場合、肌は「自分で潤わなくても補ってくれる」という勘違いを起こし、水分保持力を弱めてしまいます。
また、脂性肌だと思って油分を控えたケアを続けていたけれど、実はインナードライ肌だったということもあります。油分を控えているため、肌の水分は蒸発する一方で、結局肌は乾燥したままということもあります。
一番ややこしいのは混合肌で、顔の部位によって水分と油分のバランスが異なります。
顔全体に同じケアをしていると、部分的にニキビができることもあります。
また、敏感肌は、どんな成分が合わないのかを見極めなければ、ずっと肌荒れを起こしている状態になってしまいます。かぶれたり、赤くなってピリピリ痛くなったり、ニキビが発生しやすい肌なので、化学物質にすぐに反応してしまいます。
肌質に合うスキンケアコスメの選び方
普通肌は、トラブルがあまり見られない健康的な肌質です。
最も理想的な肌質ですが、意外と少ないという事実もあります。
一番多いのは乾燥肌です。
ケアは、もちろん保湿です。
肌の奥まで浸透させることのできるコスメで、しっかりとケアしましょう。
また、脂性肌も保湿が大切で、オイルが苦手であれば、ジェルで水分蒸発を防ぎます。
混合肌は、その日の肌の状態に合わせて、数パターンのケアができるように用意しておきましょう。敏感肌は、低刺激・無添加のものを使いましょう。