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海外進出を進める若手日本人ブランド

海外進出を進める若手日本人ブランド

東京のデザイナーズブランドで、欧米にビジネスを広げるブランドが徐々に増えて来ています。

以前までは語学の問題やセールスの壁、国内で十分にビジネスを展開していける環境などが原因で、あまり積極的に海外に進出するブランドが見られませんでした。ですが最近では円安の追い風も手伝い、若手デザイナーの挑戦が目立ちます。

日本人らしい几帳面な対応、繊細な感性、突き詰めたデザインも支持されています。

先行したのは、今ではパリコレクションの常連である「サカイ」。今ではアメリカに現地法人、ベルギーにヨーロッパへの物流の拠点をもつグローバルブランドに成長しました。今回は次のサカイを目指す日本の3ブランドをご紹介します。

 

マメ

mame
もはや若手デザイナーの登竜門となっているイッセイミヤケですが、マメのデザイナー黒河内真衣子も例に漏れずその一人です。
現代の戦闘服をテーマに、女性らしさと強さを両立させたデザインが人気を集めています。

2015年からパリで個展デビューし、現在海外の取引先は12件に。さらにミラノのエクセルシオールなど新たに4社と契約を結ぶ予定だそうです。

15AWコレクションは青森のこぎん刺繍がインスピレーションで、ジャカード、着古した布をイメージしたトーションレースなどを素材として採用し、カッティングドレスや、セットアップをメインアイテムとして押し出しています。毎回凝った素材で、シンプルながらゴージャス、エレガンスでカッコいいスタイルを探している方は是非注目してみて下さい。

 

ルール•ロジェット

leurlogette
チームワークを発揮し、着実に卸先、売り先を増やしているブランドです。

ルール•ロジェットとは「彼女たちの小さな部屋」という意味で、ワードローブに加えた瞬間から新しいのに何故か昔から愛用している愛着が感じられる服作りをコンセプトにしているブランドです。

カッティングや縫製にもこだわり、一つ一つのアイテムにデザイナーの愛情が感じられるアイテムが多いのが特徴です。2013〜2014年からパリのコレットやモンテーニュマーケット、英ハーベイニコルズ、アメリカのイクラムなどと契約を交わし、順調に海外進出を進めています。

 

ミュベール

muveil
ミュベールの語源はフランス語のスズランと英語のベールを組み合わせた造語だそうで「人々の幸せを願う」という意味が込められているのだとか。

普段の何でも無い生活の中で着られて、クリエイティブでありながらあくまでも主役は着る人。というのが服作りの根底にあるそうです。

近年パリのプレスオフィスと契約を交わし、現地でサンプルを常時見られる状態にして海外への卸先を拡大しています。メディアへの露出も増え、ここ数シーズンはぐっと大人っぽいデザインが増えている事も海外進出を助長させています。

15AWコレクションはレトロフューチャーをテーマとし、どこかレトロな雰囲気を出しながら、近未来な雰囲気を持つアイテムを展開しています。


インターネットビジネスの広がりも進む今日、これからもどんどんと日本の若手デザイナーの海外進出が予想されます。そんな中でどのブランドが海外で頭角を表すか。これからも目が離せません。

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